新型肺炎と人情

 チャーター機で武漢から帰国して、新型肺炎に感染していない人が一時各地の施設やホテルに隔離されていたが、開放されて帰宅できるようになった。収容先の施設やホテルを出る人たちを地元の人が「お疲れさまでした」と書いた横断幕などを掲げて送り出している写真が新聞に掲載さた。ホテルの外の砂浜には、励ましの言葉が書かれている写真も先日掲載された。人情の厚さを感じる。しかし、収容先の関係者の子どもがいじめにあったという記事もあった。ことあればそれを材料にいじめる、という情けない風潮を悲しく思う。
 香港発のクルーズ船が、新型肺炎を発症した人が乗っている(かもしれない)、という理由で日本、フィリッピン、グァム、タイで入港を拒否された。ところが、タイの隣国カンボジア受け入れを決めた。もしどこも受け入れなかったらこの船はどうなっていただろう。乗客や船員はどうなっていただろう。あてどもなく大海をただよっていただろうか。捨てる神あれば拾う神あり、を実感するできごとだ。

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