マスクの功罪

 子どもたちは学校の授業でマスクをつけることを要求される。これは授業によっては問題だ。英語の場合、特に中学1年生では、あるいはは小学校の5年生では、すなわち初めて英語を習う児童生徒にとって発音指導にマスクは邪魔になる。日本語にない発音を指導するときには唇の動きが大事だが、マスクをしていてはそれが分からない。thの発音は日本人にとっては苦手で、初心者には歯と歯の間に舌をおいてスという、とかvやfの発音では下唇を軽くかんでブとかフとか発音すると教えることが多い。マスクをしていてはそれがきちんとやれているかどうかを見られない。
 隣同士で正しい発音ができているかどうかをチェックしあいましょう、ということもできない。現場の先生たちはどうしているのだろう。「コロナ禍の学校教育」などという報告はよく見るが、実際にこういう英語の実践報告にはまだお目にかかっていない。
 他の教科でもマスクが邪魔になることがあるだろう。赤旗文化セミナーの英語教室でも、マスクを着けたままの読みや発音、発言は聞き取りにくい。私は、自分が話したり、読むときはマスクを外す。しかし、このご時世で生徒さんにマスクを外して読んでくださいとか日本語訳を言ってください、とはなかなか言えない。指導の効果はどうだろう。

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