コスタリカ 16最後に~軍隊のない国

 コスタリカの魅力はなんといっても「軍隊を持たない」ということだ。出発前に「平和ってなんだろう『軍隊をすてた国』コスタリカから考える」(足立力也著、岩波ジュニア親書)を読んで予備知識を得た。1949年11月7日に発布・施行されたコスタリカ共和国憲法の第12条に「恒久的組織としての軍隊はこれを禁止する」とある。コスタリカの憲法は改定が簡単で、今までに80以上もの項目が改訂されている。しかし、12条に関しては、「全く手つかずのまま現在に至っている」。軍隊を持たないのは、「国家再建のためには、資源を教育や福祉、医療などに優先的に配分しなければならず、必然的に軍隊に配分する財政の余裕がなかったからだ」と12条の提案者は言ったそうだ。どこかの国とは全く反対だ。もちろん、軍隊を持たなくなった理由はこれだけではないだろう。しかし、軍隊を持たないことによって数回内戦、隣国からの挑発やアメリカの干渉も乗り切った。軍隊を持たないと隣国から攻められる、と日本の改憲論者は言うが軍隊を持つから攻められる、と私は思う。アリアス大統領は隣国の内戦を終わらせるために奮闘し、中米和平交渉が1987年に妥結した。この功績で彼は同年ノーベル平和賞を受賞した。そういえば、我が国の元総理大臣も平和賞をもらった。その親戚筋の人が今また総理大臣をしている。まさか、今の総理大臣は平和賞などはもらえるはずがない。
 今回の旅で、コスタリカの人々から直接このことについて聞く機会がなかったのは残念だった。もっと詳しくコスタリカのことを知るために今「コスタリカを知るための55章」(国本伊代編著。明石書店)を読んでいる。もし今度コスタリカに行く機会があったら、ジャングル探検だけでなく首都のサンホセで国会や学校を訪れ現地の人と交流したい。

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この記事へのコメント

大吟醸
2014年03月20日 11:45
コスタリカ 軍隊が無い

日本 南京大虐殺は無かったと 歴史認識を変え様としている人が多い
平和主義者
2014年04月10日 01:36
日本と同じように軍隊を持たないコスタリカには親しみを感じます^^
隣国の軍隊と渡り合い、追い返せる程度に武装した警察があるなんてとこも頼もしいですね!!
旅行の際も安心安心

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