テーマ:コスタリカ
コスタリカの魅力はなんといっても「軍隊を持たない」ということだ。出発前に「平和ってなんだろう『軍隊をすてた国』コスタリカから考える」(足立力也著、岩波ジュニア親書)を読んで予備知識を得た。1949年11月7日に発布・施行されたコスタリカ共和国憲法の第12条に「恒久的組織としての軍隊はこれを禁止する」とある。コスタリカの憲法は改定が簡単…
続きを読むread more
レストランの向かい側にピザを売っている店があった。看板を見て驚いた。「つなみ」という店名だ。「つなみ」は「津波」のことか。ガイドに聞いたらそうだと言う。「『つなみ』は世界語です」。日本で店にこんな名前を付けようものなら被災者を侮辱するのかと袋だたきにあう。ところ変われば、だ。
富士山がコスタリカにもある、と一瞬思った。アレナル火山…
続きを読むread more
日本では見られない、珍しい動物がいる。赤い蛙を見た。石や木の葉の後ろの人目につきにくいところにいるから見つけても写真に撮るのが難しい。
蝶もたくさんの種類がある。特にモルフォチョウという蝶は飛んでいるときは薄紫の羽がとてもきれいだが動き回って写真には撮れない。えさ場や木にとまると羽をとじるから裏側しか見られない。それが表とは全然違…
続きを読むread more
コスタリカにも立派な温泉がある。日本と違ってホテルの中にあるのではなく戸外にある。文字通り野天風呂だ。温水プールに入ると同じで水着で入る。今回入った温泉は湯の流れる渓谷のようだ。源泉はずっと奥の高いところにあるのだろう。湯がどんどん流れてくる。源泉の温度はどのくらいか知らないが、普段家で入っている風呂よりは低いからどこかで薄めているの…
続きを読むread more
コーヒーはコスタリカでは輸出品のトップ。最近は近隣の国々におされ気味だ。国内でも他の産物が輸出されだしたがもうけがしらには違いがないようだ。
コーヒー農園を訪ねた。種を植えるところからつみ取り、選別、洗浄、乾燥、煎りの全行程を見学した。選別は大きな水槽に種を入れる。沈んだ種が洗浄され天日で乾燥され、焙煎され、粉にひかれる。水槽の植…
続きを読むread more
バスで移動中に交通事故があった。我々のバスの600メートルほど先でトラックと乗用車が衝突して2人が死亡との連絡が入った。国道32号線での事故。日本なら、側道へ逃げることも考えられるがコスタリカでは側道がない。あっても大きな車は通れない農道のような道が多い。開通するまで待つしかない。特別な予定もない。ホテルへ入るのが遅くなるだけのこと。…
続きを読むread more
あるロッジの広い庭のあちこちに古い農具がおかれていた。何に使われたのかわからない。その中にいくつかの荷車らしきものがあった。カレータという。19世紀にコーヒーを中心とした農産物を運搬するのに使われたと聞く。リアカーのような二輪の車両を2頭の牛が引く。時には結婚式や葬式にも使われたらしい。カレータにはきれいな装飾をほどこしてあって当時は…
続きを読むread more
交尾しているバッタを見つけた。日本でも見られる光景だがその大きさに驚いた。大人の手のひらとほぼ同じ大きさだ。
ホエザルの写真がうまく撮れた。じっとしていないからなかなか撮れない。鳴き声がほえているように聞こえるから日本人はそう名付けたのだろうが本当の名前は知らない。
現地の動物観測案内人は我々には見つけられないような動物を見つ…
続きを読むread more
ジャングルを歩き、鳥や動物を観察する旅の宿舎はロッジがふさわしい。4つのロッジに泊まった。広大な敷地に長屋のように4、5軒(部屋)ずつが何棟か点在している。敷地内にはレストランなどの宿舎として当然の施設の他に温泉、プール、小さな植物園、キャノピーなどの施設がある。敷地内を散歩するだけで結構いろいろな珍しい鳥や虫が見られる(温泉とキャノ…
続きを読むread more
コスタリカでは、水と電気それに政治が安定している、とガイドが言う。この3つが安定していたら言うことはない。
水は年の後半の雨期にしっかり降る雨が森林に蓄えられる。電気は水力、火力を使って作られる。福祉や医療それに教育に金をかけるから政府に反対する人はごく少ない。こんないい国はない。
水は確かに豊富のようだ。飲み水も安全だという…
続きを読むread more
10日から21日まで中米コスタリカへ行った。「軍隊のない国」の実態をみたいと思ったがなにぶんにも国立公園などの自然探索が主なツアーだからそれはできなかった。しかし、現地にいる日本人ガイドの口から彼も「軍隊のない国」に関心を持ってコスタリカへ渡ったということが聞かれた。それが本来の目的ではなく、サーフィンが好きで外国でやりたと適当な海を…
続きを読むread more