けがの功名

 最後の琵琶湖マラソンで鈴木健吾選手が優勝した。かなり良いタイムだった。3人の先頭集団の一人だった鈴木は給水所で自分の飲み物を取りそこなった。他の二人でが飲んでいるあいだにがさっさと前へ行った。そのまま二人に差をつけて先へ行った。そのままゴールインをした。もし自分の飲み物を取っていたらどうなっていたかわからない。あの時、数歩先を走っていた選手は結果的には10位ぐらいだった。42キロという長いレースだ。途中何が起こっても不思議ではない。
 マラソンレースを見ていていつも思うのだが、ゴールした後、なんでもなかったように話をする選手がいる。あれだけの距離を走ってなんともないのだろうか。倒れこむ選手もいるが、ついさっきここまで歩いて来たというような態度の選手が多い。鈴木選手がオリンピックに出られるかどうかは知らない。オリンピックそのものの開催も危ない。もし開催され、鈴木選手が代表になって走ったらきっと良い成績を残すだろう。

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