見晴台学園大学・卒業式

 今年の卒業生は3人。途中退学などで卒業式が数年無かった。保護者、在校生、在校生の保護者、すでに社会へ出ている卒業生、障害者教育の研究者、卒業生の小学校時代の恩師それに教職員など50名ほどが参加した。午前中に、卒業生の卒業研究発表と3年生のゼミ報告をする予定だったがコロナウィルスにじゃまされて中止となり、午後の式だけになった。
 卒業生が4年間の大学生活の思い出を語った。在校生が、先輩への感謝の言葉を述べた。2人の卒業生の小学校時代の恩師が挨拶した。大学の卒業式で小学校時代の先生が挨拶するのはあまり例がない。
 卒業生の保護者も挨拶をした。参加する予定だった母親に代わり父親が母親の書いた文を代読した。高校卒業後の進路が決まらない中で、見晴台学園大学の体験入学で大学の良さを知り、ここならと思い入学させたが間違っていなかった、というのが共通する感想だった。
 簡素だが心のこもったすばらしい卒業式だった。

 卒業研究を発表する機会はなかったが、卒業研究を指導した学長の計らいで28ペイジの「まとめ」が印刷製本されて参加者に配られた。3年生の「ゼミ報告」も収録されている。
 来年度研究生として残るE女は「犬と猫の殺処分について」まとめた。動機が彼女らしい「・・・、嵐の相葉さんが犬、猫の保護施設へ行き、・・・、犬や猫の殺処分に関心を持ちました」。彼女は嵐の大ファンだ。参考文献をうまく利用し、表やグラフも的確に引用して立派な論文を書いた。
 広島から来て4年間一人で下宿して頑張ったM女は「私は発達障害があり大変なことも多くあって辛かった」から「発達障害について勉強したいと思うようになりました」という書き出しで、地元の「奏音(カノン)」という「幼児から、高齢者まで幅広い対象」の訪問リハビリステーションに関心を持ち、研究してその施設のことを論文に書いた。書くことが苦手な彼女がA4班11ペイジの論文を書くことは大変な苦労があったことだったろう。
 アニメの大ファンY男は「銀魂(ぎんたま)」を取り上げた。放映されたいくつかの場面の写真を取り入れた論文はアニメには全く素人の私にもおもしろく読めた。よほど気に入ったのか、2018年10月7日に最終回だったこの作品のDVDをよく借りてみているとのこと。今まではなにも考えずにただおもしろいから、と見ていたアニメを卒論に取り上げることでいろんなことがわかった、と彼は書いている。インターネットの「銀魂」の公式サイトを調べて書いたと後書きにある。
 3人の文章は立派なものだが、指導された先生も多大な苦労をされたことだろう。
 3人が卒業後どのように成長するかが楽しみだ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

大吟醸
2020年03月14日 21:36
ご卒業おめでとうございます。