中村哲氏逝く

 中村哲さんがアフガニスタンで何者かに銃殺された。本当に惜しい人を亡くした。ノーベル平和賞にふさわしい人だと思っていた。中村さんに最初にあったのは2004年に新英研大会が福岡で行われた時だった。記念講演が中村さんだった。舞台へ上がったときの中村さんは、やや前屈みでひょうひょうとして歩く。鍬や鋤のような農機具を持たせたら農家のおっさんそのものだと思った。しかし、話の内容はすばらしかった。全部は覚えていないが「援助目的ででも自衛隊が派遣されたりアメリカ軍が来たら私は逃げる」と言った。反政府勢力やテロリストの標的にされるからだ。潅漑や医療活動でともにがんばっている現地の人たちと一緒にいる限り安全だ。日本には戦争を放棄し武器を持たないという憲法9条があるからだ、とも。このような立派な人を失ったことはアフガニスタンや日本だけの損害ではない。世界中の損害だ。
 2017年7月に、赤旗文化セミナーの「楽しい英語」教室で中村哲さんのことを書いた高校生用の英語教科書の文を読んだ。一昨日の教室で、生徒さんの一人がそのときの教材を持ってきた。彼女はその後東別院のホールで行われた中村さんの講演を聞きに行った、とも話した。
 中村さんの業績は現地の人たちによって受け継がれることだろう。

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この記事へのコメント

大吟醸
2019年12月07日 10:35
御冥福をお祈り申し上げます アーメン