教皇の演説

 来日したローマ教皇フランシスコの長崎と広島での演説で、教皇は軍拡や核兵器の製造、使用について厳しく中止を求めている。
 長崎では「軍備拡張競争は、貴重な資源の無駄遣いです。本来それは人々の全人的発達と自然環境の保全に使われるべきものです。今日の世界では、何百万という子どもや家族が、人間以下の生活を強いられています。しかし、武器の製造、改良、維持、商いに財が費やされ、築かれ、日ごと武器は、一層破壊的になっています。これらは途方もない継続的なテロ行為です」、
 広島では「戦争のために原子力を使用することは、現代において、犯罪以外の何ものでもありません。(略)戦争のために最新鋭で強力な兵器を製造しながら、平和について話すことなどどうしてできるでしょうか。差別と憎悪の演説という役に立たない行為をいくらかするだけで自らを正当化しながら、どうして平和について話せるでしょうか」とそれぞれ述べている。(中日新聞11月25日)
 演説のごく一部だが傾聴するに値する。核保有国の指導者や軍備拡張に躍起となっている指導者これをどう受け止めたのか。一宗教者の理想的なたわごとだ、と一蹴する人がいるかも知れない。が「希望に心を開きましょう。和解と平和の道具になりましょう。それは、私たちが互いを大切にし、運命共同体で結ばれていると知るなら、いつでも実現可能です」(広島で)、「この理想を実現するには、全ての人の参加が必要です。個人、宗教団体、市民社会、核兵器保有国も非保有国も、軍隊も、国際機関もそうです」(長崎で)と、より多くの人の団結を教皇は訴えている。これを機会に今まで以上に多くの人が、戦争反対、核兵器禁止の声を大きくすれば「たわごと」ではなくなる。
 我が身に引き寄せて考えると、12月1日の「富田地域憲法9条の会14周年のつどい」を成功させることがさしあたっての教皇への小さな応えとなる、と思う。

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この記事へのコメント

大吟醸
2019年11月29日 09:32
神の 御加護を