ローマ字での名前の表記

 今朝の新聞に、日本人の氏名をローマ字で表記する際に「名・姓」の順ではなく、日本語表記と同様「姓・名」の順にするよう政府機関や都道府県などに要請する、と柴山文科相が記者会見で言った、と出ている。何を今更、という思いだ。中学校の英語教科書では、2006年(平成18年)から使用のものから「姓・名」の表記が使われている。
 名古屋市で使われている英語の教科書、NEW HORIZON(東京書籍発行)の1年の教科書には、2006年度版から「日本人が自分の姓名を英語の中で言ったり書いたりするときには、次の2通りがあります。A 日本語の通り『姓+名』とする。→Ito Emi, B 英語国の順序に合わせて『名・姓』とする。→Emi Ito この教科書ではAを使います」と1年生用の最初の方に出ている。他の5種の教科書でもほぼ同じだ。
 新英語教育研究会では、そのずっと前から「姓・名」の表記を使っている仲間が多かった。私も外国の友人に手紙を書くときやメールを送るときには、20年以上前から「姓・名」を使ってきた。住所も、外国式の番地、町、区、市の順ではなく、日本式の順を使ってきた。外国から来た手紙を配るはの日本人だ。ローマ字で書いてあっても日本式の順の方がなじんでいてわかりやすいだろうという、配慮からだ。友人たちは、こちらの書いたと同じ表記で手紙を書く。中にはどこで覚えたのか郵便番号の前に日本でしか使わない「〒」を付ける友人もいる。
 独立国日本だ。いつまでも、鹿鳴館時代に覚えた外国式表記にこだわっている必要はない。文科大臣の発言はもっと早くあってしかるべきだった。

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