無料塾復帰

 私が関わっている無料塾は本部が熱田区にある「ポトスの部屋」。港医療生協の協力で協立総合病院の港診療所と当知診療所に「分塾」がある。私は当知診療所に毎週水曜日の夜通っていた。水曜の夜担当の医師が辞めた。配置換えか独立かは知らない。そのため、夜の診療がなくなったので水曜日は診療所は閉鎖になった。やむを得ず当知コミュニティセンターへ教室を移動した。半年前のことだ。診療所は、昼間はデイケアに使うが夜は空いているから、と無料で貸してくれた。しかしコミュニティセンターは有料だ。塾は文字通り無料だから金はどこからも入らない。夕食がわりのおにぎりに使う米やおやつは寄付があるが金銭の寄付はない。このままではお手上げだ。当知診療所に相談した。水曜日の夜は閉鎖しているが金曜日ならやっているので使っても良いとの返事をえた。しかし、診察時間は5時半から1時間だけだから、どんなに遅くても7時には退室してほしい、との条件付きだ。背に腹は代えられない。11月から当知診療所に戻ることにした。今日がその初日だった。
 懐かしい。昨日まで使っていたように思えるが半年ぶりだ。変わっていることはない。コミュニティセンターには教材教具を於いておくことはできなかったが診療所はできる。便利だ。毎回重い荷物を運ばなくてもいい。机も大きくゆったりと勉強できる。
 生徒は中学校3年生が5人。サポーターが5人。終わりの時間が決まっているのでそれに合わせて開始は4時半にした。4時半にこれる子はほとんどいない。3年生だから部活はもう引退している。しかし、学校から帰り着替えをして、勉強の材料を用意してくると早くても5時近くになる。ぼつぼつと集まってきて4人になったのが約1時間後。それでもみんな時間いっぱいがんばった。家に帰ったら勉強はあまりできない。無料塾ならやりたい科目を自由にやれる。気軽に相談できるサポーターもいる。おやつもにぎりめしも出る。願ってもない環境だ。
 当知診療所での再開第1日は無事にすんだ。我々が出る時には診察が終わっていた。生徒たちはそろそろ進学先を決めなければならない。勉強にも熱が入る時期になった。

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この記事へのコメント

大吟醸
2018年11月03日 12:46
10年くらい前 蟹江にみんなの力で診療所が出来たが 医療生協系の診療所 そこの担当医師が そこをやめ なんと近所に あろうことかその医師が独立開業 まんまと医師にいっぱい食わされた

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