老人会

 老人会の会長としての最初の公式行事に参加した。というと難しいことをしたように思えるが大したことではない。町内を30分ほどくるりと回るだけのこと。3時にお宮へ集まった。老人クラブの会員の誰が参加してもかまわないが役員だけ6人が来た。3時になったら何人でも出発することになっているそうだ。「見まわり隊」と書いたタスキを肩に近鉄の駅に向かって歩く。黄色のビニールのジャンパーとタスキの効力で会う人から「ごくろうさま」とか「ありがとうございます」と頭を下げられる。
 数年前は、小学校の下校時に参加した老人が各自分担して児童の家の近くまでいっしょに歩いた。 しかし、最近はそんな大それたことはしない。駅の駐輪場で倒れている自転車を起こすだけのこと。今日のようにおだやかな日は倒れている自転車はほとんどない。来た時と別の道を帰るだけ。終点は喫茶店。そこで「反省会」をして解散。合計1時間弱。だから誰でも気楽に参加できる。今日の6人は今年度最初だからこれだけの人数だが実は多すぎる。3人分のコーヒー代は予算のうち。それ以外は…。今日は前年度の余りがあるから良かったがこれからは会長のおごりとなるのだろうか。それぐらいなら1人で回った方がいい。
 この程度のことでいいのかと言ったら前会長は「市から無理をするなと言われている」と言う。無理をして事故でもあったら後始末に市の職員は忙殺されるだろうからやったという実績だけでいい、ということらしい。年寄りのくせにえらそうにやらなくてもいいことをやって転んだり事故にあったりして大変なことがたびたびあるらしい。
 「おれんたーのパトロールのおかげでこの地域では犯罪が少ない」と前会長はいう。月に2回。全町内で5つの老人クラブが日を変えてパトロールをするからある程度の犯罪抑止力が働くかもしれない。でもせいぜい、自転車盗が少なくなるぐらいだろう。事件が起きる真夜中や夜明け前は老人はぐっすり寝ている。起きていてもパトロールなんかしない。
 結論。老人クラブの「見守り隊」は散歩のコースが一つ増え、参加する人の健康維持、増進にわずかだが役立ち、歩きながらの自慢話でストレス解消になり、老人福祉に役立つ。

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この記事へのコメント

大吟醸
2013年04月16日 08:57
御苦労様です

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